（d）「法第2条第1項各号に掲げる事項に係る物件で船舶に固定して施設されるもの」とは、通常船舶内に備えておく場合に溶接、ボルトじめ、固ばく索等により船体に固定されているものをいう。

（例）

イ．船尾骨材、だ頭材、だ心材

ロ．倉口覆布、倉口がい板

ハ．げん憲

ニ．隔壁又は甲板に用いる防火用材料

ホ．蒸気機関

へ．内燃機関

卜．船内外機

チ．船外機

リ．カスタービン

ヌ．ボイラ

ル．排気タービン過給機

ヲ．蒸気機関の循環ポンプ及び復水ポンプ

ワ．内燃機関の空気タンク、強圧油タンク、シリンダライナ、シリンダカバ、ピストン、クランク軸、連接棒、クロスヘッド、ピストン棒、油冷却器、水冷却器、冷却ポンプ及び潤滑油ポンプ

カ．内燃機関の空気圧縮機（手動式のものを除く。）、内燃機関の空気圧縮機のピストン、ライナ及びシリンダカバ

ヨ．ロータリ型内燃機関のロータハウジング、インターメディエイトハウジング、ロータ及びロータ軸

タ．ボイラの噴燃ポンプ及び給水ポンプ

レ．排気タービン過給機のタービン車室、軸、翼車、羽根車、タービン羽根及び空気冷却器

ソ．プロペラ、中間軸、逆転機軸、スラスト軸、プロペラ軸、船尾管

ツ．プロペラ軸系のクラッチ、流体つぎ手、弾性つぎ手、逆転機及び減速装置

ネ．燃料油移送ポンプ、ビルジポンプ

ナ．遠隔操縦装置用の制御盤、油圧シリンダ及びエアシリンダ

ラ．油加熱器

ム．油圧ポンプ、油圧モータ

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